ホリエモンは特例……ということは

 ⇒My Life Between Silicon Valley and Japan - 堀江社長逮捕についての短い感想

若い人たちが、ビジネスの世界で何かやってみたいと夢を持つときに(それは起業した会社を公開企業にするという大きな夢であっても)、堀江氏のような「スケールの大きさ」は、決して必要としないということである。よくも悪くも、「普通の人」は、あそこまでは絶対にいけないものだ。

 すでにぶくまが多くついているが、まったくそのとおりだ。
 私的に言えば、仕事というのはカネのためにするのではなく、カネはドラッカーが言うように企業の健全性を測定するツールに過ぎない。逆にいえば、NPOはちゃんと利潤を出さないといけない。
 ではなんで起業するか。企業に勤めるか。単純。好きなことをやるのだ。
 仕事というのは、死ぬまでやるものだ(まその前にリタイアだろうが)。延々とやるのだ。延々とやるから結果的にそれが人生になってしまうものだ。
 で、好きでないと長続きしない。
 好きでないものを長続きしていると、好きの部分に、別のものが混入して、ろくでもないことになる。
 八百屋が好きならやれるように八百屋をするのだ。それができる社会ではないなら、なんとか適応していくのだ。
 そして、ライブドアでも思ったのだが、年寄りは必要だ。企業も人の社会なのだから。
 というわけで、梅田さんも年寄りにはなる、はてなの。

なぜかそういうことを今書いておきたいと思った。なぜかはよくわからないのだが。

 この感じはわかる。
 もっとも私がわかるというのは誤解かもしれない。
 なので、あえて私が思うのは上記なのだが、加えて言えば、今回の検察というか米ジの大芝居に違和感を持つというセンスはたぶん正しい。もうちょっと言えば、jkondoさんのように、落胆するセンスは正しいと思う。