ほいで、ヒューザー小嶋とお数珠だが……

 ⇒かな◆KANAtaylfcのBlog:<偽装計算書問題>論点の転換

昼飯喰った後で眺めていたテレ朝で
 
「小嶋社長はだいたい10分間トイレに入っていたのですが、出てきたときには手に数珠が握られていました。(中略)喚問の前に神頼みでもしたのでしょうか?」
 
数珠握って神頼みする馬鹿が何処にいるんだよ?w
 
まぁ、前から書いているとおり、小嶋が直接偽装に関与したとは思ってないので、せいぜい宅建業法違反容疑と詐欺容疑の証言を得られるか、政局に持ち込むのかな?なんて思ってましたけど、民主党は政局一直線でしたね。
 
住民もテープ取ったりしましたけど、結局は民主党の政局一直線に向かってしまったため、論点が変わってしまい、住民は良いようにこき使われた形ですかね。

 あの数珠はなんだろ。
 煎餅じゃないかも。
 ⇒:: (有)ロジカル・コミュニケーションのブログ | 小嶋進社長の変貌(証人喚問) ::

 小嶋社長なりには色々手を尽くしたが、世間にはわかってもらえない、会社の評判はどんどん落ちる、他の問題ないヒューザー物件の価値も下がる、何かをしゃべれば大騒ぎになる、とやることなすこと全て裏目、「もういいや」と言う境地なのではないかと思う。
 マンション販売事業に対する意欲も減退し、問題の物件に対する「瑕疵担保責任を果たす事のみに全力を尽くす」は正直な現在の心境ではないかと思う。(このように書くと、「お前は小嶋をかばうのか」とご批判をたくさん頂戴しそうであるが。)
 特にそう感じたのは、小嶋社長の「家族」の存在である。
詳しいことは分からないが、報道によると小嶋社長の家族(子供、孫?)が「これ以上暮らせない」と家を出て行ってしまったそうである。
 社員はどんどん去り、世界中を敵にまわし、もしかしたら政界からの助け舟も失い、最後の砦「家族だけは信じていてくれる」の想いも失ったのだからその落胆ぶりは想像がつく。

 それは感じたな。
 なんかのテレビで小嶋が泣いてるのを見た。
 率直にいうと、それほど同情はしない。自分で選んだ修羅場の人生じゃないか。投げんなよ、とだけ思う。
 しかし、端的に言えば、問題はカネだな。
 大手の不動産なら偽装があってもカネでケリをつければいい。というか、マンション建築の業界にいるということはそれだけの余力のエントランスだったのを、ニッチで、このすっとこどっこいが入り込んだ。
 リクルートや佐川の時でもそうだったが、日本の業界というのは事実上官僚下にあるのだから、そのカーストに入るためには自民党を使う。そんなものだった。それが自民党だった。
 コイズミ叩きのやつらはそういう自民党が好きだったということになるのだ。