郵政民営化関連の話を読む…

 なんか結局以前より詳しくなったので、人の話にはアラが見える。
 だが、かく言う「お前は、精神論だけじゃねーの」と言われて特に返す言葉もない。なんか、イヤなものを知ってしまったので言いたくはない。
 bewaadさんが、私の誤解かもだが、この件について、精力的に、ありげな誤解を解くべく活躍されているようにも思う。それはそれできちんとした活動というものだろう。
 ま、それはそれ。
 たしかに、リフレが成功し、デフレが解消されれば、そうなるだろうし、ま、理論的にはそういうこと、つまり、郵政民営化財政再建の文脈に置けば、すべて無意味だ。
 私は、ちょっと偽悪的に言えば、財政再建なんて関心ない。というか、そんなものが理論的に可能だとすれば、リフレ政策くらいしかなかろうとは思う。で、それがどう具体的な日本の未来にあるのか? というか、わからん。理論上の話は完結するだろうし、いずれそうなるしか道もないだろう。
 これも偽悪的に言えば、マクロ経済自体がそれっぽいが、国家経済の話組というのは、およそ民間セクターなんかどうでもいいものだ(民間消費とか含まれてないとかいう話ではないよ。ただ消費は総括されるだろうけど)。とか言うから災いのもとか。
 郵政民営化の文脈で言えば、イコールフッティングというのは重要でしょというのはあるが、ま、それもたいしたことではないといえばたいしたことではない。
 自分に矛盾があるなと思うのは、多少国家がつらくても日本人が市民として成熟する可能性にかけるべきだという思いと、そうは言ってももう遅すぎた今は国が大変だという思いが、均衡する。
 ウクライナ問題でも、市民の自立という点では今回の選択がよかったのだろう。だが、私はあまり喜べない。ま、このあたり、自分の思想みたいなのがぶれるところだ。