コメント再録みたいな

 ID論とかなんだけど、これへの反論というのは最初に結論ありきに見えるのですよ。
 で、この問題は、1そもそもカテゴリーエラーかもしれない、2ディテールはどうよ。
 ということで、私は1のような神学めいた議論にはあまり関心なくて、2のディテールに関心を持つのですよ。
 そして、2のディテールが編み上げる新しい世界像をどう考えるかということなんです。
 もうちょっというと、カンブリア爆発というのは、従来のパラダイムだとなくてもどうでもいいことなんですよ。つまり、それがないことは理論の「タメの」モデルに合致している。
 なので、私はそれは概ねトートロジーなんだろうなと思うのです。
 というのは、私は理論とは峻別された実在というのを考えるのです。
 このあたりはトンデモに聞こえるかもしれないけど……たとえば、明日この世界に神が介在することに私はなんら疑問を抱かない。オメー馬鹿?と言うなら私は確率論の基礎を問いたい(統計の基礎である)。
 確率というのは過去の世界はそうであったということしか語ってないんです。つまり、時間というのは、どうも旧来の科学が捕らえたものではない。
 そして、旧来の科学とは、むしろ、時間の再現性を要求するのです。
 しかし、人間とか生命って再現しないんですよ。とま、なんか釣りのような話を書いてるみたいですが、率直なところ、私はオモスレーことに関心があって、既存の知で解決することにはそれほどは関心ないんです。
 というか、そういう未知への赤手空拳の関心の持ち方というのが本来の科学だと思うのですが。