今日の新聞各紙社説は…
参院郵政問題は各紙腰が引けてる。毎日がややまし。
なんとなくだが、郵政問題はそれほど課題ではないもっと重要なことがある議論が最近目につくが、なわけねーだろ。でなければこれほど必死に騒がない。騒いでいるのがなによりこれが重要な問題だということだ。
そして、それが国会で沈没したのだから、国民に信を問うのは当然のことで、その当然のことが書けない新聞ってなんなんだと思う暑い夏の日であった。
●日経社説 あつれき生んだ中国の買収劇
だが、中東、中央アジア、南米、アフリカなど世界各地で活発にエネルギー資源の獲得に動く姿が「資源あさり」に映るのも事実だ。権益獲得の国際入札では相場より高い価格を提示するケースも多く、外交的な影響力を行使して、権益を取得することも少なくない。そうしたやみくもな行動が、あつれきを生んでいる面は否定できない。
中国海洋石油はじめ中国の3大石油会社はすべて国有企業であり、実質的に国内市場を独占、政府の優遇策も受けている。一方、資源獲得で競合する欧米、日本などのエネルギー企業は大半が民間企業であり、自国市場は外資に開放され、自由化されている。中国と他国のエネルギー会社の競争は非対称で、公平性に欠けている面は否定できない。
ブログじゃないんだから、校正入れろ。
●日経社説 「良識の府」の真価が問われる参院
さらに腰がひけ。
●産経社説 落雷事故 「神鳴り」を畏怖する心を
馬鹿すぎで済む問題にしとくべきか。
約二千五百人いた海水浴客のほとんどは海の家などに避難していたというから、被災者には同情しつつも、雷を甘くみたのではないかと思わざるを得ない。
雷は「神鳴り」であり、「鳴る神」「いかづち」(歴史的仮名遣い)ともいう。イカは「いかめしい」のイカ、ツは今の「の」に相当する連体格助詞、チはイノチ、オロチなどのチで、自然物の持つ霊力をいう。要するに神様なのだ。
●産経社説 郵政国会 構造改革つぶすつもりか
産経も腰がひけてるな。
●毎日社説 郵政国会 解散でリセットするもよし
大筋ではこれでいい。
細かいところでは。
各種世論調査で解散支持が多いのは、作動しなくなったパソコンを再起動するように、有権者自らの手で政治をリセットし、行き詰まりを打破したいという気持ちの表れだと思われる。
この表現、校正が注を入れてリライトさせろよ。
●毎日社説 道路公団迷走 民営化は延期した方がいい
そういう議論も成り立つが、笑わせるぜか、ちと迷うところだ。足して二で割るというわけにもいくまい。ま、こういう議論もありかとしておく。
●読売社説 [郵政政局]「目的不明の解散に反対する」
腰が引けてるな。読売だめだめ。
●朝日社説 高校野球 フェアプレーを忘れるな
よく言うよ。高校野球いらね。
●朝日社説 郵政政局 自民党が崖っぷちだ
最近、あまりに無責任な放言が多いな朝日。