今日の新聞各紙社説は…
特にテーマもない。
特に気になる話もない。
●日経社説 日本のアジア外交を再構築せよ
くだらね。
●産経社説 靖国神社 静かな追悼の場としたい 赦免決議の原点を大切に
ここは賛成。
しかし、右であれ左であれ、靖国神社の静寂を乱し、冒涜(ぼうとく)する行為は放置されてはならない。神社側には警察当局の協力を得て厳しく対処する責任がある。靖国神社はイデオロギー闘争の場ではない。中国や韓国からの干渉も、静かな追悼の場を乱すものである。参拝したくない人は行かなくてよいのである。
後半は天皇がらみで頓珍漢。
いずれにせよ、この季節に持ち出す話じゃないよ。
それと。
靖国神社には、戊辰戦争以来、国のために亡くなった二百四十六万余柱の霊がまつられている。このうち、二百十三万余が第二次大戦の死者の霊だ。沖縄戦で倒れた高等女学校の「ひめゆり部隊」や、旧日本領の樺太で任務を果たした後に自決した真岡郵便局の電話交換手らも含まれている。心ならずも戦死した人もいれば、信念をもって国に殉じた人もいる。
今となっては日本人以外もいる。クリスチャンもいる。
●毎日社説 郵政国会と予算 改革の本丸を間違えるな
まいどまいどの…
小泉首相は郵政民営化は改革の本丸だと言い切っているが、本当の本丸は財政再建だ。郵政改革が評価されるのも、財政改革に寄与する内容である限りにおいてである。ところが、国会も政府も財政再建では思考停止に陥っている。これでは日本経済の土台はさらにむしばまれていく。
●毎日社説 水の日 「水のリスク」を直視したい
どってことない社説ではある。そういえば先日、ぶらっと小河内ダムを見にいった。いろいろ思うことはあった。国家的プロジェクトが可能な時代というのは限られているものだなとも思った。
●読売社説 [出入国管理]「体制の強化は先進各国の総意だ」
難しい。論点をそう切るならそうだとも言えるが。
●読売社説 [組織犯罪法改正]「被害者救済へ実効を上げたい」
これもよくわからないが、暴力団は問題は問題。しかし、警察もなというあたりで、日本は寝苦しい闇の中。
●朝日社説 東アジア 共同体めざして息長く
中国様版大東亜共有権共栄圏ならよしか。くだらね。
●朝日社説 義務教育費 分権の流れを見失うな
よくわからないのだが
地方への不信にとらわれて、分権の流れを見失ってはならない。
地方分権しろと。
ま、朝日的にはそうか。金蔓だし。
もうちょっと含みがありそうには思える社説ではあるのだが。