今日の新聞各紙社説は…

 特に論評するほどのことはないかというのをパスにしてみた。
 橋梁談合が一つのテーマでもあろうが、新しい基軸があるわけではない。
 気になったのは毎日の拉致問題の取り上げかただ。新聞社としてこの問題にどう取り組むという腰が定まってないんだろうなと思わせる。
 朝日が郵政民営化賛成らしいのだが、民主がボトルネックだよとは言わない。滑稽な感じだが、そんなものだろう。
 ライス会談に触れた社がないというのはどうなんだろか。

●日経社説 安保理改革、アフリカ説得を

 パス。

●産経社説 朝日NHK問題 「頬かむり」は許されない

 ちょっと笑えるが、よいだろう。

 今年五月、フィリピン・ミンダナオ島で旧日本兵が生存しているとする情報を、産経は一面トップで報じた。産経は家族らに負担をかけたことを反省し、六月十二日付で旧日本兵生存情報の経過などについて検証した。NHKの番組「プロジェクトX」で、取材対象の高校から「一部事実誤認がある」と抗議を受け、NHKは「行き過ぎた表現があった」と謝罪した。
 一昔前なら、問題の朝日記事も、時の経過とともに、うやむやに終わったかもしれない。今は、頬(ほお)かむりは許されない。日本のジャーナリズムの信頼を取り戻すためにも、朝日は自ら記事の真偽を確かめ、全国の読者と視聴者に納得のいく説明をしてほしい。

●毎日社説 温暖化対策 ポスト京都はサミットから

 穏当というだけ。米国の評価はこれでよい。

●毎日社説 日米外相会談 拉致問題でも連携強化を

 気まぐれに拉致問題をクローズアップさせる世論の掻き立ても困るのだが。

●読売社説 [『国語』世論調査]「日本語を守る意識が高まった」

 学校教育と生涯教育のあらゆる場で、国民が美しく正しい日本語に触れ、学ぶ機会を増やす国語施策が求められる。

 きちんと日本語が話せる老人が重要。ラジオ深夜便、よろし。

●朝日社説 談合と天下り 癒着の根を断つには

 パス。