入管戦記―「在日」差別、「日系人」問題、外国人犯罪と、日本の近未来



著者:坂中 英徳

販売:講談社

価格:\1,680

媒体:単行本



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 読みやすかった。
 アマゾン評が一つだけだが微妙な感じだ。
 入管についての問題は、本人によるものより、ジャーナリストが書くほうがよいのではないかとも思った。問題は多岐にわたっているが、在日関連については、特に考えさせられる。
 サイレントマジョリティという言い方があるが、ある種の問題では、そのフィールドのマジョリティがサイレントを強いられることがある。そうした場合、公義が前面に立つ必要がある。
 フィリピン人入管問題についてもざっくばらんにいえば、やはり、という感じでもあった。
 坂中が示す大きな日本、小さな日本は、以前なら単純に受け取れたが、今はけっこう複雑な思いがある。日本は縮退するしか道はないのではないか。