あまり報道を見かけないのだが…
国連(CNN) 国連人権委員会(定数・53カ国)で27日、任期満了に伴う改選が行われ、ジンバブエや日本など15カ国が選ばれた。日本もジンバブエも再選。
日本は1982年以来、連続してメンバーに選ばれている。
ということで、国連的には日本はかなり人権問題に貢献しているとも読めるだが、国内的はフォローはいまいち。外務省のこのあたりのことが錯綜。そしてメディアも…。
あまり言うととばっちりがきそうだが例の法案も潰しておくと日本の面子も潰れてよいとする勢力もありそうだが、ま、錯綜はしている。
国連人権委員会に対しては、選出基準があいまいで人権侵害への対応能力に欠けているとの批判が絶えない。アナン事務総長は先月、国連改革の大きな柱として人権委の廃止と、これに代わるより機動的な機関としての人権理事会の設立を提案した。
拒否権付きの常任理事国なんて野望は捨てて、こっちに力を注いだほうがましだと思う。ま、そのためには国内が…とまた小一時間になりそうではあるが。
いずれにせよ、中国は拒否権を手放すわけはない。で、日本もそれを手に入れたいというカウンターより、つねに中国にジャブを浴びせるポジションを固めたほうがいいと思うのだが。