てっちゃん@Hatena  - 宮台さんの結婚式2次会

 基本的にふーんだし、それほど宮台に関心があるわけではない。風邪ひいて書棚を見たら、昔の小室直樹の本があって、小室は偉かったな(過去形)で思ったが、宮台はどうだろうと、つでにふと思ったが、その先はとくになかった。
 で、ちょっと気になったのは、20歳年下の嫁さんということだ。宮台っていつの生まれだっけ。と、はてなに書いてる。便利なんだか。「1959年3月3日宮城県仙台市生まれ」。ほぉ、仙台だっぴゃ。
 で、59年生まれか。今年46歳か。嫁は26歳。ふーむ。ま、別にどってことないか。嫁があと4歳下だと、風景は違うが、女は26才にもなればいっぱしの大人である。男はその点ダメだな。ついでのどさくさで下品な話、<下品>10年して男56才で、チンコが立つか。これは、立つ。ただ、弱いだろうなぁ。その分の持続とテクはあるのだろうが…</下品>
 ドリフターズが、私の記憶では、みな嫁が20歳くらい若かったような記憶があるが、志村とか結婚もしてないし、いかりやはあれだ。
 46歳の男が26歳の女と恋愛しないということはない。性対照として言うなら46歳の女が26歳の男と…それはあまりないか。チャンドラーのかみさんは20歳くらい上だったようにも記憶するが…。
 なにがいいたいのか? いや、そこがはっきりしない。
 46歳の男の恋愛というのは、26歳の女に向かうだろうか。と、問えば、当然、向かいうるのだが…、なんか違うようにも思う。年相応の恋愛相手と言いたいわけではない。なんつうか、歳とった男はそれなりに恋いというものに、経験を含んだ魂を求めるようにも思うのだが…。
 というか、46歳の男は26歳の娘、というのはさすがにムリだが、20歳くらいの娘がいてもおかしくない歳だし、実際、48歳にならんとする自分だと、20歳くらいの娘は、ほとんど性的な対照には見えん。杉本彩みたいなのもちょっと、と、例が悪すぎか…ま、なんつうか、ま、ちがうと。そのあたりになにか、なにかを越えるものがあるように思うのだが、男の人生っていうのは。っていうか、およそ、父となり長老となるようなユンク的な原型が働きだしているようにも思う。それは普遍ではないのかもしれない。
 河合隼雄が男の厄年あたりにアニマの危機みたいなことを言っていた。自分は振り返ってどうか? 厄はすげーものがあった。アニマみたいなものはよくわからない。ある種の魂の希求のようなものだろうか。ただ、ヘッセのナルチスとグルトムントのように、母(女)なくして死ねるのか?というのは突き刺さる。
 男の中年における性の問題というのは、極めて、死の受容の感覚のようには思う。女から生まれ、女のなかに回帰するようなあがきが、中年の男というもので、そこがどこかで魂のようななにかになるのだろうか。
 ふと気が付くのだが、仏教における浄土なりのシンボルである蓮は、女性生殖器のシンボルでもあり、大乗仏教全体にそうした、性と死のシンボリズムが包含されているようには思う。オンマニペメフム。