神浦 米軍のトランス・フォーメーションを、安易に対北朝鮮とか、対台湾有事という視点で見ないことが重要と思う。

そのように思うと、米軍のトランスフォーメーションの姿が見えにくくなる。また米国と中国は戦略核武装しているので、アメリカと中国が本気で戦うことはない。このことは台湾問題でも言える。
 さらに考えるなら、第5空軍(横田)にグアムの第13空軍司令部を統合させることで、三沢や嘉手納の戦闘航空団をグアムに移転させることも可能である。むろん、米本土やハワイに下がることが可能になる、そこまで考えてのトランス・フォーメーションなのだ。
 日米軍事同盟では、日本に「駐留なき日米安保」(司令部や事前集積施設は除く)に向かっているという「究極の認識」があっても良い。

 これはけっこう正しい。
 ただ、米側で気にしているは中国の原潜なんですよ。
 あと、まじで中国がポシャルこと。これがけっこう洒落ではない。ポシャル前兆とかだとあの国はどこに爆走するかわかったものじゃない。というようなリスクヘッジはある。台湾有事もそうした爆走としてありえないわけでもない。北朝鮮は、金正日が「我が死後に洪水あれ」と叫ぶかどうかだが、ま、ないでしょ。