読売社説 [量的緩和政策]「デフレ克服は日銀の重い責務だ」

 量的緩和政策の継続は、ごく当たり前のことだが読売のような大衆紙が言うのは少し心強い。

 量的緩和政策は二〇〇一年三月、デフレ克服を最大の目的に導入された。デフレ脱却を達成していない現段階で量的緩和政策を解除すれば、目的を放棄したと受け止められる。市場の変動で一時的に目標を下回ることは容認されるにしても量的緩和政策は堅持していくべきだ。