今日の新聞各紙社説は…

 意外といえば意外だと思ったのは、中部国際空港のネタが今日の主眼だったこと。ま、そう言われてみればでもあるが。そして、どれも社説として面白いものでもない。中部国際空港をヨイショしているいる分にはいいが、関空や成田の惨状はどないするねんみたいな領域は大きい。このあたりの問題は、と、言いつつも自分で明確なビューがあるわけでもない。
 読売が遅れて京都議定書に触れた。どってことない。このどってことない感はなんだろうと思う。
 というか、いわゆるアルファーブログっていうんですか、論壇系っていうのか、どうでもいいか、いや、オメーさんだよなのか、エキサイトブログのリストを見ても、どうもみなさん議定書発効には一顧だにしてないふうである(PVの取れるネタではない)。批判ではまるでない。というか、ブログの底辺というのも言うにまずいのだが、総量で言えば、議定書に触れている件数は多いのだろう。だが、たぶん、薄い。
 この問題は、ある意味で、マクロ経済学的な問題でもあるのだが、そっち系の人の発言はあまり見かけない。というか、これをいうとうんことか失笑とか飛んできそうだが、通称リフレ派というのはある意味であたりまえに学部レベルの話を杓子定規にやってみましたということではある。これは他分野でも言えて、theoreticalな部分をしっかり見て現状の批判というのはありうる。ま、だからレベルが低いんだよという言う気はないが(当方の低さを自覚もしているしね)、そういう問題ではなく、もう少し環境問題を経済学の枠組みで議論があってもよさそうなものだが見かけない。その間隙にエコノミストとやらはつけいる。
 話が社説からそれたが。