Ugly girl like me …

 というのがジャニス・イアンのat seventeenにあるのだが…
 ⇒http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20040522#p8
 ま、大半の女性はブスとまでいかなくても、フツー。そして、男も同じようなもの。それになんというか、性格的な華みたいたものがあったりなかったりするが…それでも、大半の人間は、なんでこの世に生まれたのだろうか、さて、みたいな人生を、ま、それなりに快適にと、昆虫のように生活していく。無名で終わる。なにをこの世でなしたかもさしてわからず終わる。私も当然その一人である。堂々凡人である。
 だからなのか、Ugly girl like meという心情が、変な言い方だが、不思議に思える。文学のなかには時たまこの感覚が現れる。
 ブログとかでも思うのだが、自分の書くものなど、ゴミである。じゃ、ゴミでなければ商品かというと、そういう単純なものでもなく、ゴミ品質でも商品にはなることがあるし、ま、電車男みたいな商品もある。利休の目利きみたいな世界でもある。でも、なんだかんだいっても、この日記などはゴミである。というか、言うまでもない。
 ブログのあり方というのは、Ugly girl like me というの似ているのかもしれない。いわゆる文学だの著名人とかの世界から見えない世界だ。沈黙と文字の世界の中間がどうしたことか文字になって現れたようなものだろう。Ugly girl like meといった人々の心がこんなに露出したということ自体がIT革命ってやつかもしれない。