朝日社説 大阪市役所――税金も食い倒れか

 社説云々はさておき、こういう問題がけっこう深刻な問題ではある。

 それにしても、なぜこんなことがまかり通って来たのか。現在の関淳一氏まで5代の市長はすべて助役経験者で、市のOBと連合系の職員組合が一体となった選挙で勝ってきた。そんな労使蜜月が、身内大事の非常識の背景にある。
 市議会も怠慢である。互助組織などに投じられた税金は、市の予算書には「人件費」や「委託料」とあるだけだが、実態を議員が知らなかったはずはない。

 これがそういうものなのだ。他の地方でも実態はそれほど変わらないと思う。