BSドキュメンタリー 30年目の戦後処理 アメリカと共に戦った民族

 これはすごく良かった。泣けた。NHKも良いものを作る力はちゃんとあるんじゃんか。

 ベトナム戦争終結から30年が過ぎた今年、アメリカは1万5千人のインドシナ難民を新たに受け入れることを決めた。メディアが「最後のインドシナ難民」と呼ぶ彼らは、ベトナム戦争アメリカに協力し、CIAの指揮下で極秘任務に活躍したモン族の人々。共産勢力が政権を掌握したラオスからタイへ逃れ、私設の難民キャンプで命をつないできたモン族を受け入れることは、アメリカにとってベトナム戦争の最後の重荷を清算する歴史的な節目となる。
 7月、その第一陣約150人を迎えるのはセントポール市(ミネソタ州)。ここにはベトナム戦争終結直後アメリカに逃れたモン族と家族20万人のうち2万7千人がコミュニティを築き、アメリカ市民として暮らしている。今回の受け入れでやってくるのは30年間にわたって過酷な環境に捨て置かれてきた彼らの親族たちだ。セントポール市当局の再定住プロジェクトがスタートする中、まったく異なる歳月を生きてきたモン族の家族が再会し、祖国を追われた民族の不安な未来を模索し始める。

 見ていて、あー、彼らは日本人だと思った。
 追記
 MonとHmongを混同していた。彼らはHmongで倭族ではないようだ。
 とはいえ、よく似ているが。