毎日社説 トルコ加盟問題 描けるか新しい欧州の形

 毎日のこの話をくさす気はない。ま、こんなもの。
 で、この手の話は、くだらないのだ。どこがくだらないかというと、ここ。

 そして、トルコの加盟問題の裏には「一体欧州とは何か。どこからどこまでが欧州か」という難しい問いが横たわっている。

 その一方で、欧州に住むイスラム系住民の数は年々増加し、もはや無視できない勢力となっている。特に、ドイツには約200万人のトルコ系住民が住む。

 これは後者が重要。つまり、トルコ系住民だけではなく、欧州のイスラム人口の問題なのだ。100年スパンで見ると、人口学的に欧州はイスラム圏に変貌せざるを得ないのだ。冗談みたいだけど、そーなんですよ。
 だから、そうなると欧州とはイスラムを含みこむ原理として作るしかない。トルコがというより、ようは、労働者の移動という、経済条件の問題なのだ。そして、その経済条件がEUという超国家がどう捕らえるかということ。