高齢化の影響、日本が深刻 IMF、移民受け入れ提言

 これだよな。

 国際通貨基金IMF)は22日、高齢化に伴う労働力人口の比率低下の影響は、少子高齢化が急速に進む日本が長期的に最も厳しく、成長率の低下とともに将来は経常収支が赤字に転落するとの分析を盛り込んだ報告書を発表した。
 これは人口動態が世界経済に与える影響を分析した報告書で、日本には、海外からの移民受け入れが一つの対策になると提言。日本や欧州など先進国の高齢化は国の財政を悪化させ、とりわけ年金制度や医療保険制度の制約となると指摘し、高齢化が進むほど制度改革が困難になるとして、早急な政策対応を促した。

 マクロ経済はこういうのをどう取り込んでモデル化しているのか。もちろん、モデル化とはそういうのを取り込まないことだというのは重々わかる。で、問題は、そうした捨象モデルで中長期的な展望を述べるとしたら倒錯。慎重な学者ならモデルの条件を課す。で、それで、問題は、実際にはなんの意味があるのか?つまり学問的な興味以外で。
 そういうのを抜きにしてこのIMFの報告を支えるモデルはどう理論化されているのだろうか。