朝日社説 主権移譲――イラク人によるイラクに

 ひどい社説だ。

 イラク人の約9割が米軍の撤退を望んでいるが、約16万人の占領軍は多国籍軍として駐留を続ける。それどころか、米軍は新たな兵力の増派も計画中だ。

 そして、

 イラクは、イラク人自身のイラクへ向けて、とにもかくにも歩みだした。その足取りを確かなものにするには、国連決議が実際に機能できるような国際社会の態勢を早く作り、イラク国民の広範な支持を取り付けることしか道はない。
 そうした方向へ局面を転換させる責任が、まずブッシュ大統領にあることは言うまでもない。

 最大の問題は治安。そしてその治安のために、米軍を使うしかない。それが現実でしょ。
 国連決議によって権力闘争や外部からのテロが納まるわけもない。