読売社説 [2邦人襲撃]「人質事件の特異さが際だつ」

 米国に本部を置くジャーナリスト保護委員会(CPJ)によると、戦場取材などの職務で死亡したジャーナリストは昨年、世界で三十六人に上った。うちイラクで死亡したのは十三人だった。
 過去にも、第二次大戦で六十八人、朝鮮戦争で三十八人が死亡した。戦火のインドシナでは、一九四六年からベトナム戦争終結の七五年までに、死亡または行方不明になった報道カメラマンは、百三十数人に上る。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争では三十七人が死亡した。

 そういうこと。