日経社説 首相は偽装献金の様々な疑問に答えよ
首相は「六幸商会は私と家族の資産を管理している。元秘書から『口座からこれだけ貸してください』と言われ、私が署名しているのは事実だ」と認めた。首相は「元秘書を完全に信頼していた」と強調したが、本当だとしても巨額な資金の管理としてはあまりにずさんすぎないか。
署名で全部終わりですよ。
朝日社説 鳩山献金疑惑―首相は法の趣旨踏まえよ
首相は、虚偽献金の原資は自身の資金だったと説明しているが、上限超過をごまかすために元秘書が虚偽記載をしたのではないか。そんな疑いが浮かぶ。
これ形式的にも鳩山さん本人の署名だからアウトでしょ。
もうひとつの、不適切なカネの流れはなかったか。首相の説明通り私財を投じたというのなら、金持ちが自分の資金を政治に使っただけのことで、大きな問題はないという考え方もあるかもしれない。
だが、政治家本人にも「量的制限」が定められているのは、本人の資産でも、その形成に企業や団体が絡んでいれば政治をゆがめるおそれがあるからだ。貸し付けも抜け穴になる可能性があり、何らかの制限が必要だろう。
不正なカネではないし微罪は微罪のようだが、これは結果的に脱税でつまり国家のカネを盗んだに等しいとなるのでは。
まあ、小沢疑惑と違って明白なんだから、普通に考えたら、辞任しかないと思う。民主党内のシナリオがゼロだとも思えないし、それで前原ボクちゃんとか突っ走っているのだろうけど、たぶん、小沢さんが大丈夫だみたいに押さえ込んでいるのかも。小沢さんを見てきて思うのだが、毎度の自爆パターンだと思うが。
薄曇り
寝起き悪ろし。体調まあまあ。日本が困ったことになったなと思うし、予想通りの展開なのでこの先もと思うが、私がどうこうできる話でもない。夢は覚えていない。
民主党、今昔物語
今⇒時事ドットコム:機密費の使途公開を拒否=平野官房長官「わたしを信頼して」
平野博文官房長官は5日午前の記者会見で、官房機密費(内閣官房報償費)の使途について「相手のあることであり、オープンにしていくことは考えていない」と述べ、公開しない考えを示した。民主党は野党時代、機密費の透明性を確保するため「機密費改革法案」を国会に提出した経緯があるが、政権獲得後に対応を転換したことで、整合性が問われそうだ。
平野氏は機密費の運用について「国民から疑念を持たれないよう、担当であるわたしが使途について責任を持って使っていく」と強調。適切な運用をどう担保するのかとの質問に対しては、「わたしを信頼していただきたい」「(可能な部分は)会計検査院のチェックも受けている」などと述べた。
民主党が使途公開を求めていたこととの整合性については、「過去そう言ってきたことは事実だが、現実にわたしがその職に立ったときに、報償費という性格上、相手のあることだ(と認識を改めた)」と釈明した。
平野氏は政権発足直後の9月17日の記者会見で、機密費について「そんなものあるんですか。全く承知していないからコメントできない」と述べていた。しかし、5日の記者会見では、政権発足前後に河村建夫前官房長官から引き継ぎを受けていたことを認めた。(2009/11/05-12:32)
副作用ありすぎ
⇒在日米軍再編:普天間移設 岡田外相「選挙中発言と政権公約は別」 - 毎日jp(毎日新聞)
岡田克也外相は4日の衆院予算委員会で、米軍普天間飛行場の移設先について、鳩山由紀夫首相が先の衆院選中に「県外、できれば国外」などと発言したことに関し、「公約と選挙中の発言はイコールではない。公約というのはマニフェストだ」と語った。選挙中の政治家の発言を軽視したとも受け取れ、批判が出そうだ。
⇒asahi.com(朝日新聞社):「夫婦別姓、来年にも国会提出」 千葉法相、強い意欲 - 政治
民主党はマニフェストの元となる政策集で「夫婦別姓の早期実現」と明記しており、千葉法相も「党として承認する政策だ」と述べた。ただ、法改正には与野党を問わず慎重な意見も根強く、結局、民主党のマニフェストには盛り込まれなかった。実現には、まず民主党内をまとめられるかが焦点になりそうだ。