読売社説 社説:連合 非正規労働の改善こそ - 毎日jp(毎日新聞)

 連合は来年の春闘で初めて組合員以外の非正規雇用労働者に対しても処遇改善などの課題に取り組む方針を決めた。連合が結成されて20年、今年は総選挙で全面的に支援した民主党が政権を取り、政策決定に直接影響力を発揮できる立場となった。組合員の既得権を守るだけでなく、全労働者の3分の1を占めるパートや派遣など非正規雇用労働者の処遇改善に取り組むのは当然である。連合が労働者全体の利益のために責任を果たそうとする組織へと脱皮できるかどうかが問われている。

 理論派の人と昔私的に話したことがあるけど、理論的にはわかっているようだった。

朝日社説 15.7%の衝撃―貧困率が映す日本の危機

 日本の相対的貧困率は、07年調査ですでに15.7%だったと長妻昭厚労相が発表した。約6人に1人が「貧困」という事実は何を意味するのだろう。

 ⇒「相対的貧困率」について色々と考えてみる……(4)「経済格差」は「世代間格差」!?:Garbagenews.com

 特に最初の、厚生労働省の発表リリースにもあるように、この「相対的貧困率」ってのは、可処分所得を対象に計算されているから、資産や現物給付のことは考えられていないんだな。だから例えば「自分が住む家や自動車を持っていて家賃を支払う必要は無し。財産もがっぽりある。畑仕事をしているから食べるものにもあんまり困らない。可処分所得は低いので貧困層に区分されるけど、全然生活は苦しくないね」という人も貧困率にカウントされてしまう。
 「社会実情データ図録」でも言及しているけど、「日本は年齢格差が大きいから相対的貧困率も高く出るという側面があり、このことを無視して貧困度を論ずることは妥当ではない」し、「相対的貧困率」をわざわざ算出して利用、もとい活用しようとするのなら、むしろ「年齢格差・世代間格差」について積極的に動いてもらわねばおかしいよね……という話でまとめて、今趣旨の記事はオシマイ。

レビストロース(Claude Levi-Strauss)氏、死去

 ⇒訃報:レビストロース氏死去 構造主義の巨人 - 毎日jp(毎日新聞)
 表記が最近変わったのかな。
 ⇒クロード・レヴィ=ストロース - Wikipedia
 ウィキペディアを読んでもよくわからないな。
 放言めくけど、レビ・ストロースはただのトンデモさんではないかな。

バラエティ、民主党!

 北澤さん⇒防衛相、国際治安支援部隊本部への自衛隊派遣検討認める : NIKKEI NET(日経ネット)

 北沢俊美防衛相は4日の閣議後の記者会見で、アフガニスタン本土に展開する国際治安支援部隊(ISAF)の作戦本部に自衛官数人を派遣する可能性について「ギリギリ可能ではないかということも含めて提案している」と述べ、政府として検討していることを認めた。具体的な派遣時期に関しては「内閣全体としてどう取りまとめるかだ」と指摘した。(12:37)

 鳩山さん⇒アフガン人的支援「自衛隊派遣しない」…首相 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 鳩山首相は4日の衆院予算委員会で、アフガニスタン復興支援に関する人的支援について、「人的な貢献も何らか行うべきだと思うが、それは一般の方々を中心にした支援であり、現在、自衛隊を派遣する発想を持ち合わせていない」と述べ、アフガン支援での自衛隊活用は見合わせる考えを示した。

きっとあなたは戻って来るだろう♪

 ⇒衆議院議員鳩山由紀夫メールマガジン「はあとめーる」 2003年第29号(通算第104号)

私は政治家と秘書は同罪と考えます。政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしば「あれは秘書のやったこと」と嘯いて、自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。
 政治家は基本的に金銭に関わる部分は秘書に任せており(そうでない政治家もいるようですが)、秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです。