毎日社説 少子化対策 知恵も金も出し惜しむな
標題で吹いてしまったじゃないか。
非婚や晩婚の原因の一つに「子どもを持つことのリスク」があるなら、そのリスクを減らす作業は政府も一緒にやらねばならない。社会保障給付のパイが変わらないなら、現在高齢者に手厚い給付を削り、子ども向けに振り分ける決断も必要になってくる。
そ、ある意味で単純なことは「高齢者に手厚い給付を削り」ということ。それですべてが解決ではないにせよ。
読売社説 [捜査ねつ造]「これでは犯人は捕まらない」
「捜査は人なり」と言われる。「現場百回」という言葉もある。このような誇りや熱意が組織から失われてきているとすれば、事態は深刻だ。
まったく。
ネット犯罪だの足を使わない仕事をするようになたっらダメダメ。っていうか、世の中そういう風潮だが、依然、営業とかも足の仕事だろう。
朝日社説 人民元 切り上げは発展のバネ
こんなスカスカな社説を載せる意味がわからん。
ところで。
米国のスノー財務長官は先週、中国の為替改革の遅れを厳しく批判した。
スノー時代も終わりか。
小沢一郎、古典を知らず
⇒「国乱れて忠臣現る」時が来る (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)
「国乱れて忠臣現る」と言うでしょう。国が乱れて危うくなると、一身をなげうって国家のために尽くす忠臣が登場してくるんです。民主党政権前夜には、その言葉通りになることを期待しています。
というわけで、小沢さん、古典の教養は、なし、と。
ま、日本の政治家はそんなもの。
好意的には、「史記・魏豹伝」の「天下昏乱して、忠臣乃ち見わる」 か。ちょっとムリめ。
もとは、「老子」(第十八)
大道廃、有仁義。智慧出、有大偽。六親不和、有孝慈。国家昏乱、有貞臣。
意味は;
仁義なんていうことがほざかれるのは、大道が廃れている証拠である。
知恵のあるやつが目立つときには、世に偽りがある。
親子の情が薄れたときに、ファミリーに価値だとかマスコミが吹く吹く。
国家が混乱したときに、あいつは貞臣だとかいう偽物野郎が出てくる。
ということ。
では、天下国家いかにあるべきや。それは、第十七。
大上下知有之。其次親而誉之。其次畏之。其次悔之。信不足、焉有不信。悠兮其貴言、功成事遂、百姓皆謂我自然。
大上は下これ有るを知るのみ。其の次は親しみてこれを誉む。其の次はこれを畏る。其の次はこれを侮る。信足らざれば、すなわち信ざらざれる有り。悠として其れ言を貴くすれば、功は成り事は遂げられて、百姓は皆我は自然なりと謂わん。