毎日社説 少子化対策 知恵も金も出し惜しむな

 標題で吹いてしまったじゃないか。

 非婚や晩婚の原因の一つに「子どもを持つことのリスク」があるなら、そのリスクを減らす作業は政府も一緒にやらねばならない。社会保障給付のパイが変わらないなら、現在高齢者に手厚い給付を削り、子ども向けに振り分ける決断も必要になってくる。

 そ、ある意味で単純なことは「高齢者に手厚い給付を削り」ということ。それですべてが解決ではないにせよ。

読売社説 [捜査ねつ造]「これでは犯人は捕まらない」

 「捜査は人なり」と言われる。「現場百回」という言葉もある。このような誇りや熱意が組織から失われてきているとすれば、事態は深刻だ。

 まったく。
 ネット犯罪だの足を使わない仕事をするようになたっらダメダメ。っていうか、世の中そういう風潮だが、依然、営業とかも足の仕事だろう。

朝日社説 覚せい剤 北朝鮮ルートを断て

 覚せい剤や麻薬などの犯罪は、密輸や密売の組織のトップまで一網打尽にするのが根絶の一番の近道である。覚せい剤の流れを隅々まで明らかにし、かかわった者をすべて立件すべきだ。

 「隅々まで明らかにし」ても朝日は大丈夫になったのか。

 日本政府は北朝鮮政府が関与していないか、協議の場で問いたださなければいけない。覚せい剤の原料薬品のエフェドリン北朝鮮に輸出しないよう、各国に要請する必要もある。

 協議の場で「も」、ということ。まあ、とぼけてよく言うよ、朝日。

育児保険?

 よくわからん⇒Sankei Web 政治 育児保険創設などを提言 政府少子化対策専門委(05/15 22:14)
 ようするに税金?
 煎餅⇒公明党、少子化対策で育児保険創設提言
 もっと煎餅⇒公明党ホームページ デイリーニュース:子ども優先社会を築く少子社会トータルプラン──坂口力・党対策本部長に聞く/仕事と生活の調和へ 働き方の見直し必要

小沢一郎、古典を知らず

 ⇒「国乱れて忠臣現る」時が来る (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)

 「国乱れて忠臣現る」と言うでしょう。国が乱れて危うくなると、一身をなげうって国家のために尽くす忠臣が登場してくるんです。民主党政権前夜には、その言葉通りになることを期待しています。

 というわけで、小沢さん、古典の教養は、なし、と。
 ま、日本の政治家はそんなもの。
 好意的には、「史記・魏豹伝」の「天下昏乱して、忠臣乃ち見わる」 か。ちょっとムリめ。
 もとは、「老子」(第十八)

大道廃、有仁義。智慧出、有大偽。六親不和、有孝慈。国家昏乱、有貞臣

 意味は;
  仁義なんていうことがほざかれるのは、大道が廃れている証拠である。
  知恵のあるやつが目立つときには、世に偽りがある。
  親子の情が薄れたときに、ファミリーに価値だとかマスコミが吹く吹く。
  国家が混乱したときに、あいつは貞臣だとかいう偽物野郎が出てくる。
 ということ。
 では、天下国家いかにあるべきや。それは、第十七。

大上下知有之。其次親而誉之。其次畏之。其次悔之。信不足、焉有不信。悠兮其貴言、功成事遂、百姓皆謂我自然。
 
大上は下これ有るを知るのみ。其の次は親しみてこれを誉む。其の次はこれを畏る。其の次はこれを侮る。信足らざれば、すなわち信ざらざれる有り。悠として其れ言を貴くすれば、功は成り事は遂げられて、百姓は皆我は自然なりと謂わん。