金曜日

 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んだ。普通にいい小説でしたよ。
 作品としては、半分の作品で、書かれざるもう半分があるとは思った。対の作品として出すか、またシリーズになるかだが、彼も64歳なんで、もう70歳に手が届く。どうかなあとは思う。