東京 東京新聞:世界経済減速 さっさと終わらせろ:社説・コラム(TOKYO Web)

 緊縮財政をすべきなのは好況時であって、不況時に政府支出を減らすべきではない−ノーベル賞経済学者のクルーグマン教授は著書『さっさと不況を終わらせろ』で、こう主張する。IMF新興国などに対し緊縮財政の休止や景気刺激策を求めている。
 日本に限っては、予算は百兆円規模で緊縮財政ではない。単に使い方が間違っているのだ。例えば復興予算で昨年度は一兆円超が生かされずに国庫に返納され、被災地に関係ない流用もあった。不況を早く終わらせるには、発想を根本的に変える必要がある。

 政府、死んでるからね。