朝日 尖閣と中国―強硬姿勢は何も生まぬ : 朝日新聞デジタル:社説

 中国という国は、こうした事態になったとき、何もしないで我慢することはありません。つまり、なんらかの明示的な軍事行動に出ます。
 そしてその軍事行動の目的は実際のところ尖閣諸島ではない。もっとひどいことにもなりかねないが、中国という国はこういうときに軍事行動を抑えることができない国。
 なので、裏から、というわけなんだと朝日新聞にも話は行っているということでこの社説を味わうとよろしいかと。
 ああ、しょうもないなあ。
 日本人は実際のところ中国を甘く見ているけど、そういうことないんですよ。
 事態が具体的に動いたとき、日本が沸騰しちゃうんだろうな。
 
補足
 ちょっと誤解を招きやすい書き方になってしまったので補足。
 基本は、中国はメンツが潰されるとやってけない、ということで、中国の国家の建前では尖閣諸島は中国領土なので、それを防衛する軍部が、中国国民からメンツ丸つぶれのままでいることはないということ。
 なので、中国国民にメンツが立つような威嚇行動に出る可能性が高いということ。
 この手の中国にありがちな行動は米国はよく理解しているので、米国は出てこない。
 また、実際に、尖閣諸島を奪取するだけの機敏な軍事力は現在の中国軍にはなく、日本のほうがこの問題については実質的な軍事力に優っているし、そのことを中国軍も理解しているので本格的な衝突にはならない。
 この件について⇒The Sino-Japanese Naval War of 2012 - By James R. Holmes | Foreign Policy
 とはいえ、この手の中国ならでは動きは不測の事態を引き起こす可能性は低くない。