毎日 社説:慰安婦の河野談話 ないがしろにできぬ− 毎日jp(毎日新聞)

日本が河野談話を白紙に戻せば、慰安婦問題を苦労して政治決着させようとした過去の真剣な努力を自ら否定することになる。

 毎日新聞は国会議事録を読んでないんだろうか。河野談話はきちんと自民党時代に踏襲されているんだが。変な妄想を社説でばらまくのはよしたほうがいい。

 残念なことに韓国では国家賠償ではないとの理由で多くの元慰安婦が償い金を受け取らなかった。それが今も尾を引いている。日本はこれまで取り組んできたことを世界に説明し、あたかも歴史を否定しているかのような曲解をなくす外交努力が必要だが、韓国も河野談話の経緯をないがしろにすべきではない。

 これ毎日新聞が問題の所在をよくわかってないということなんだろうな。少なくとも韓国司法の動向を踏まえて社説を書けばいいのに。

 だが河野談話に基づき実施された民間主体の償い金事業や医療・福祉事業は韓国だけでなくフィリピン、インドネシア、オランダ、台湾など数カ国・地域にまたがっていて、実施対象の元慰安婦は300人を超える。

 「隗より始めよ」日本人慰安婦の歴史調査をして、非戦闘員補償を明確にして、それを韓国や台湾、中国に広めるとよいと思う。そして、戦後も日本は占領軍向けに慰安所を作っており、これこそ国家が直接関与しているのでその実態に人権問題がなかったか、報酬は適切であったかなど、解明を進めたほうがよいと思う。
 ⇒特殊慰安施設協会 - Wikipedia