晴れ
夏空。蝉が騒がしいが、8月も16日。晩夏の風情はある。
昨晩は寝つかれなかった。眠ることの恐怖がじわじわと押し寄せてくるという感じだった。じっとそれに向き合っていると、なかなか形にならない悲痛感の核のようなものが心にある。おそらく泣くなりといった感情的な放出が必要なのかもしれないし、それがその前の恐怖の夢だったのかもしれない。
ラジオを聞き音楽を聴いた。しばらくして瞑想でもするかと思ったが、奇妙な不快感があり、やめてしばらくすると眠ったのだろう。朝起きたが、夢の記憶もない。睡眠も浅く爽快ということはないが、トラウマを自分が維持しているということを自覚するなにかがあった。