朝日 子育て支援―小規模保育を生かそう : 朝日新聞デジタル:社説

 光を当てるべきは、いま認可保育所に入れず、不利な立場にいる子どもたちだ。
 たとえば、ベビーホテルなど認可外保育施設の利用者は、少なくとも19万人近くいる。認可保育所に比べて、公的なお金が入らない分、利用料は高く、施設や人員配置などの面で見劣りしがちだ。
 そこを、どう底上げしていくか。有効な手段になりうるのは、新たに設けられる「小規模保育」や「家庭的保育」といった事業である。
 一軒家やマンションのスペースなども利用して保育サービスの量を迅速に、ただし質が低下しないよう気をつけながら、増やしていく。3党も、ここに力を入れることで一致する。
 責任が重くなったのは、実務を担う市町村だ。子ども一人ひとりの保育サービスの必要性を判定し、利用を保障しなければならない。

 現場は大変だよ。まあ、そのあたりを書いてもいいだけど。