朝日 インフルエンザ―科学的対策こそ肝要だ : 朝日新聞デジタル:社説

 09年に政府は検疫に力を入れて、多くの入国者が空港で足止めされた。だが、国境を越える人の流れは多様であり、世界保健機関(WHO)はそんな検疫に効果を認めていなかった。

 あれはばかばかしかった。
 マスクの流行もばかばかしかったのでそれとなく書いたが、執拗に攻撃してくる人がいた。医学研究がわかってないなと思った。マスク効果ありという研究があるのは知っているけど(手のウイルスが口に付かなくする効果など)、国際間の保健の合意にはなってないんだよ、というか、医療と行政の関係がわかってないようだったな。
 他でも思うのだけど、ネットから仕入れたらしい情報は断片化されて、それ自体に人気などでプライオリティ付けされているので、その情報を納める「学」の基本的なフレームワークが抜けてしまう。行政に関わる治験は素人料理を集めた情報とはわけが違うのに。