社説動向

 読売が一日挙げて日銀の緩和賛成の社説を書いたが書いている人が事態を理解してないのか支離滅裂気味。背景には昨日の朝日新聞社説の大コケがあるように思える。朝日新聞は日銀への忖度を外してしまったのだろう。今日の読売のほうが日銀の思惑に近い。まあ、陰謀論みたいだけど、日銀はメディアコントロールが上手。財務省側がこれをどう見ているかというと、それはそれで妥協でよしとしているのではないか。もう彼らには日本は衆愚としか見えてないだろうから。
 日経がOTCのネット販売を論じていた。司法と行政の側からすればこういうお話になるのだけど、この分野の特殊事情を知らない人が書いているようなので、奇妙な結論にならざるを得ないというか、実態の推移が想定できていない。この問題、識者にはあたりまえの結論しかないはずなのだが、ネットでとんと議論を見かけない。BLOGOSとかになんか議論あるんだろうか。BLOGOSを揶揄する意図はないけど、なんか読むほどの記事あまりないわりに記事が多くて疲れてざっとしか見ない。
 スーダンがひどい状態になっているのだが、日本での議論はみかけないなあ。イランのとき自衛隊派遣で騒いだ人たちはどこに行ったのだろうか。というか、防衛省がなんとか取り繕うとしているなかにであの田中防衛相でなにかできるわけないので、まったく困ったことになった。
 エジプトもやっかいな問題を起こしているがざっと見た感じ報道はない。
 日本の報道ってどうなってんだろうか。メルマガ試作品No.2を書きますかね。