朝日 問責可決―自民は職場放棄するな : 朝日新聞デジタル:社説

 朝日の言い分もわからないではない。

 まず、決議の可決を待たずに審議を拒み始めた。しかも2閣僚が出席しない委員会にも応じない。そこで採決された中小企業の振興のための法律や、火災予防のための消防法の改正案は、2閣僚の問題とは何の関係もない。
 次に、タイミングだ。民主党政権で5、6人目の問責決議の可決だが、これまでは国会の最終盤ばかりだった。長期の国会空転を避けるという暗黙の了解があったからだ。今回は、まだ会期末まで2カ月ある。
 共闘している公明党も、自民党を批判する。問責閣僚が所管する課題以外は審議に応じるのが「基本的なルール」だという立場からだ。
 私たちは、野党が閣僚の責任をとことん追及するのは当然だが、必要な法案の審議には応じるべきだと考える。

 露骨にいうと、朝日は消費税賛成なんでこういう流れになるということなんだろう。
 ただ、筋としてはここは自民党が正しいだろう。問題は、二閣僚よりその任命責任を問うということなのだから。
 まあ、ざっくばらんに言えば、輿石先生の力は大きいなということ。

原子力規制庁をつくる法案にいたっては、まだ審議すら始まっていない。

 原発についてはこれが一番大きな問題。ただ、今審議してもヘンテコなものができるだろう。