社説動向
産経を除き、問責決議以降の自民党をバッシングしているが、これはようするに消費税大政翼賛会の必然的な帰結なので、社説として読むほどの内容がない。
自民党の態度だが、問題が野田首相にあるとしているのだから、審議拒否でさして問題があるわけでもない。おかしいのは、あくまで民主党の政権なので、こんな問題はさっさと事務的に処理するほうがいい。
あと。
北海道新聞⇒スーダン衝突 PKOから撤退検討を(4月21日)−北海道新聞[社説]
戦闘が拡大すればジュバの治安も不安定になることが考えられる。もともと民族間対立や反政府勢力との武力衝突が相次ぎ、PKO参加には懸念があった。
防衛省や菅直人前首相は派遣に慎重だったが、野田首相に交代後、参加にかじを切った。南スーダンを支援する米国への配慮があったとの指摘もある。
ジュバには北部方面隊(総監部・札幌)第12施設群(岩見沢市)の約30人を含む陸自隊員約240人が1次隊として派遣されている。6月ごろ引き継ぐ2次隊約300人は北部方面隊が中心となる。
新たな国造りを支援する国際貢献は大切だ。しかし隊員の安全が脅かされたり、危険回避のため武器を使ったりする事態は避けなくてはならない。
民主党は武器使用基準の緩和を検討しているが、認められない。
大手紙にこの議論がないのがなんとも。