朝日新聞社説 変わる春闘―労使の現場力で変革を : 朝日新聞デジタル:社説

 企業別組合を基礎に、労働者が働く立場から経営を深く理解し、課題の解決に向けて経営側と知恵を出し合う。その歴史的な蓄積は、賃金や待遇の改善のみならず、経済や労働をめぐるさまざまな構造転換にも寄与する変革力を宿している。
 例えば、年金支給年齢の引き上げに伴う65歳までの雇用維持という新たな課題にしても、そうだ。若者の働く機会を奪わない形でどう実現していくか。労使が現場で絞る知恵に勝るものはない。
 格差の是正、少子高齢化グローバル化への対応でも、この力を引き出さない手はない。

 企業別組合ではなく、業態でユニオンを形成して労働者の流通をよくして若い人が参加できるようにしたほうがいいと思うんだけど。そうすることで、労働者が特定の企業と癒着せず、自身の労働者としての自立が図れる。