朝日新聞社説 定数減民主案―比例80減には異議あり : asahi.com(朝日新聞社):社説

 小選挙区は「一票の格差」が2倍を超え、最高裁が「違憲状態」だと断じている。
 そこで民主党は「5増9減」「6増6減」の2案をまとめていた。だが今回は「0増5減」という自民党案を丸のみした。一体改革に道を開きたいという思いがありありだ。
 とりあえず「一票の格差」も約1.8倍に縮む。投票価値の完全な平等にはまったく程遠いが、年内の総選挙も取りざたされるだけに、緊急避難としてやむを得ない面がある。

 そりゃね。

 だが、比例区の80削減には、大いに異議がある。
 民主党が先の総選挙と参院選で公約した通りの削り方とはいえ、小選挙区比例代表並立制という現行制度を根幹からゆがめてしまうのは明らかだ。

 これがわからない。公約したのだから異議をいうなら、選挙前に言うべきなんではないのか。きちんとその時点で民主党批判していたのんだろうか。