曇り

 くったりとして、寝坊。
 夢に枝野さんが出て来た。よくわからないが、夢の私と面識があるらしい。休憩室に行ったら、ごはんとお茶だけあって、これが昼食?とか思ったが、まあ、食べようかなと思うと向いに枝野さんがいて、険しい顔でおつきの人とひそひそと話をしている。私の着席に気がついたららしく、「あ、どうぞ、お気兼ねなく」と手を出して言う。ではと、ごはんを食べるのだが、おつきの人が変な顔をして見るので、「もしかして、これ枝野さんのご飯?」と聞くと、枝野さんがまた顔を上げて、「気にならさず、どうぞ」という。おつきの人もまあ、それならということで、またひそひそと話始める。やや深刻な話のようで、なんとなく聞き耳を立てるが、立ち聞きしていいもんじゃないしなあと、そそくさとご飯を食べてのお茶で流し込む。