日経新聞社説 工程表が示す冷えない原子炉  :日本経済新聞

 原発敷地境界の放射線量は年0.4ミリシーベルトの水準にまで下がったと推定される。工程表が目指す年1ミリシーベルトを切った。その一方で、肝心の原子炉の冷却は足踏みが続く。とくに2、3号機の圧力容器下部の温度は100度以上のままだ。1カ月前とほとんど変わらない。

 そう、実は原子炉の状態から見ればなんにも変わっていない。