朝日新聞社説 原発のテスト―福島後の厳しさが要る : asahi.com(朝日新聞社):社説

 日本でも、客観的な安全性を高めるために導入するのならば賛成だ。むろん、本格的に取り組むには今夏に間に合わない。大事なのは信頼される安全の担保をどう得るかだ。

 これはすでにそういう性格ではないとアナウンスされているのにこういう話題に持ち込む。ただ、これは菅さんのまた思いつき政治の弊害。
 参考⇒ストレステストに戸惑いの声 NHKニュース

ストレステストは、菅総理大臣から指示を受けた海江田経済産業大臣が6日、急きょ実施する考えを明らかにしたもので、国が参考にするのは、EU=ヨーロッパ連合福島第一原発の事故を受けて導入したシミュレーションによる安全評価の手法です。EUのストレステストでは、大地震などで被害が大きくなった際に、原発の設備がどこまで耐えられるのか限界を見極め、安全性を向上させることになっています。経済産業省原子力安全・保安院は、各地の原発の安全性については、これまでに行った緊急安全対策で十分に確保されているとして、ストレステストは、あくまで住民の安心感につなげるためだとしています。また国の原子力安全委員会は、6日、原子力安全・保安院に対し、これまで各地の原発で実施された安全対策の効果をストレステストで調べる計画を1週間程度で報告するよう求めました。こうした動きに対し、佐賀県の古川知事は、6日夜のNHKのニュース番組で、「なぜこの時期に国が新たな対策を打ち出したのか理解できない」と述べて、国への不信感を示したほか、愛媛県の中村知事は「ストレステストがどういう位置づけなのか、情報がないので何とも言いようがない」と述べるなど、各地で戸惑いの声が上がっていて、全国の3分の2の原発が停止しているなかで国の対応が厳しく問われています。