2011-06-16 毎日新聞社説 社説:漂流する国会 「大幅延長」をどう生かす - 毎日jp(毎日新聞) 民主党の岡田克也幹事長は延長国会のいずれかの段階で首相が交代するのだと示唆する。だが、首相がそれに言質を与える気配は無く、復興対策を本格化するという3次補正予算案の担い手も事実上、不明である。これでは首相がいったいどこまで続投を考えているか、野党が疑心暗鬼となるのも無理はない。 そこが問題とも思えない。菅首相に改めるべき緊急の失点があるわけでもない。代わりとなる政府も政策もなにも見えない。 こうなれば、がんばれ菅直人。世間の悪態を一切背負って、憲法の義だけを頼りにやってみるといい。