「永作」さんのコメント
また、直接エントリと関係ないコメントをいただいので、こちらに。
いつぞやは、別のブログでコメントをご紹介いただき多謝です。
さて、「書評」ですか?
あなたは「書評」をどのようにお考えでらっしゃいますか?
私は、文学史の中に対象となる作品を位置づけるということが、書評の「役割」だと思っています。
決して「圧倒的な感動を覚えた」とか、「じわじわと本格的な文学の衝撃波が伝わってくる」というようなことを書き連ねることが「書評」ではないでしょう。
本作も「おそらく皆さん読んだことがないでしょうが、私はこんな作品も見つけてきて、感動したんですよ。スゴイでしょ。」という印象です。
読書を趣味とする人には、そういう作品は、一つや二つあるでしょう。
これは、決して「書評」などではないでしょう。
「今は読まれなくなったかも知れないが、私がおもしろいと思った作品紹介」。
もちろん、ご自身のブログですので、何をエントリーとして取り上げても、それはご自由ですが。
本エントリーとは関係ございませんが、「僕の書いた『横の物を縦にするご苦労』のエントリがいずれ重要な資料になると思いますよ。」って、あんまりな。
そのような言辞はどこから湧いて出てくるのでしょう。
「資料」になると本当に思ってらっしゃるのかしらん。
まあ、そういう話であれば、ごご自身のブログに書いてトラバでも送ってください。
ということで、この手の話はこれにてご勘弁。