メア氏問題のその後
本人談⇒【ビデオ】沖縄発言は誤解=米国務省メア元日本部長が反論 - Japan Real Time - WSJ
実際の講義がどうであったかは、依然わからないが当人談話が聞けるのはよいことだ。
びっくりしたのだが、あの流布された、5人で作成された講義ノートは講義後2か月後に作成されたとメア氏が述べていることだ。
私はあのノートの信憑性はかなり薄いと見ている。いつ作成されたかもわからないし、作成された経緯、つまり原資料がどういう構成になっているかもわからないからだ。
追記
読売新聞2011.3.11「[スキャナー]「ゆすり」発言 米、異例スピード更迭 沖縄、怒り収まらず」より。
メア氏側は昨年12月に行った大学生への講義について「オフレコだった」としているが、結果的に発言内容は外部に流出した。一部の米メディアは、一連の動きの背景には、学生らが参加した沖縄への学習ツアーは、沖縄の在日米軍基地の閉鎖を呼びかける市民団体代表を務める日本人大学院生による企画だったことと無関係でないと指摘している。周辺によると、メア氏は、学生たちと反基地市民団体とのつながりについて、報道が出た後に知り、絶句したという。
国務省筋によると、報道後の聞き取り調査で、メア氏は「私の発言の趣旨と全然違う」と釈明したという。
発言録を作った米大学生は読売新聞の取材に、「5人の学生がとったそれぞれのメモを突き合わせており、間違いない」とする一方、「発言録は沖縄でのツアーを取材した通信社からの再取材を受け、1月から2月にかけて作成した」と述べ、講義から約2か月後に学生たちの記憶やメモに残っていた部分を再構成したものだったことを認めた。しかし、すでに日本国内でメア氏の発言が事実として伝えられ、沖縄県民の反米感情には火が付いている。
おそらくこのツアー⇒米軍基地戦跡訪問へ 米大学生ら意欲的討論 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
同大学に通う猿田佐世さん(大学院生)が、米国で沖縄の基地問題の関心の低さに驚き、学生らに知ってもらおうと発案した。賛同者を集め、6月に大学に企画を提案、競争率の高い試験に受かり承認された。
沖縄では南部戦跡や普天間飛行場、嘉手納基地などの米軍施設、辺野古の座り込み現場などを訪れる。沖縄国際大学の学生との意見交換も予定している。
日本語を勉強し、沖縄のことを知ったというエリン・チャンドラーさん(大学院生)は「環境問題、特にジュゴン保護を気に掛けている。米国に、沖縄の平和への闘いを妨げる権利はない。米国の民主主義を信じている」と強調。県系4世のミヤギ・トーリーさん(3年)は「ワシントンと東京には沖縄が見えていない。日本が重要な同盟国であるなら、沖縄もパートナーとして扱うべきだ」と話す。
引率するデービット・バイン准教授は「外国軍の基地と隣り合わせで生活するということをどう思うか、学生に考えてほしい」と期待を込める。学生らは毎週金曜日に集まり、議論や旅程の調整などを行っている。旅費を稼ぐため構内でピザを売ったり、寄付金集めに奔走している。最近はウェブサイトも立ち上げた。アドレスはhttp://altbreakokinawa.blogspot.com/
⇒猿田佐世 - Wikipedia
一部の米メディアか?⇒State Department Japan hand loses post as Campbell goes on Tokyo apology tour | The Cable
What Maher didn't know at the time of his meeting was that this was no ordinary group of American University students. One leader of the group was a Japanese activist who works hard to build opposition to any U.S. basing on Okinawa. That activist, Sayo Saruta, was one of two student leaders for the group of mostly American AU students and participated in the meeting at the State Department. Maher didn't know that the group was led by an anti-base activist until the memo was leaked this week.
The State Department could have known Saruta's agenda had they just done a little research. She is a very public critic of U.S. military bases in Japan. The website for the students' Japan trip identifies her as "the leader of the Network for Okinawa, an organization calling for the closure of bases in Okinawa."