朝日新聞社説 放射能と食品―監視と説明を徹底せよ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 だが、食品衛生法放射能についての基準はなかった。今回は、原子力安全委員会が2000年に示した指標を暫定規制値として利用せざるを得なかった。厚生労働省食品安全委員会に食品としての指標値づくりを諮問したのは20日で、対応は、まさに泥縄といわざるを得ない。
 食品安全委は、責任ある説明ができる基準づくりを急いでほしい。

 ブログのほうでも書いたが、泥縄だった。で、この基準だがブログにも書いたように、概ねこれでいいだろうと思う。朝日新聞もわかっているのではないか。

 情報発信に当たっては、国民が納得できるような根拠を示し、ていねいに説明しなければならない。危険性の伝え方を研究している専門家の知恵も大いに借りるべきだ。
 健康に害がないといっても、放射性物質の種類によって影響は異なるので、詳しい説明が必要だろう。
 農産物を汚染しているのは、放射性のヨウ素セシウムなどだ。いったん体内に入ると、体内で放射線を出し続けるのでやっかいだ。

 この書きぶりだと執筆者は基準のことがよくわかってないのかもしれない。