朝日新聞社説 景気の行方―攻めの機運をそぐなかれ : asahi.com(朝日新聞社):社説
景気回復が失速する「二番底」の懸念は、杞憂(きゆう)だったようである。
確かにそれはそうだったな。今後はきつそうだが。
復調を支えているのは、まず何より新興国の成長だ。発展する市場向けの新製品開発や投資拡大など民間企業の攻めの姿勢が、外需を着実に取り込み、結果を出し始めている。
米国の景気後退懸念が和らいだことも大きい。「QE2」と呼ばれている連邦準備制度理事会(FRB)による金融の量的緩和と、オバマ政権が共和党との大胆な妥協でブッシュ減税の継続に踏み切ったことが、消費意欲を刺激した。ニューヨーク市場では株価が上昇気流に乗っている。
その結果、円高ドル安の流れが止まり、為替相場が安定した。世界的な株式市場の再評価の動きのなかで、東京市場も株価が息を吹き返した。
バーナンキ僧正のお徳。