日経新聞社説 英BBC放送の被爆者愚弄は許し難い

 動画投稿サイト「ユーチューブ」で番組をみると、アロハシャツを着た司会者は、山口氏が広島に出張して被爆し、長崎に戻った後で再び原爆の被害にあった事実などを面白おかしく紹介。スタジオからは何度も笑い声があがった。きのこ雲や山口氏の顔写真も掲げられていた。
 大使館は今月初め、担当公使名で抗議の書簡を送った。これに対し番組のプロデューサーは20日、大使館に「この(原爆)問題に対する日本人の潜在的な敏感さを軽視したのは明らか。お気楽な番組で扱うには全くそぐわないと日本人が見なすのは想像に難くない」などと釈明する書簡を返したという。
 BBCは猛省し、昨年死去した山口氏の遺族や、ほかの被爆者はじめ日本人に正式に謝罪すべきである。それは最低限、必要なことだ。
 だが、今回の一件からは、謝罪しても片付かない深刻な問題がうかがえる。被爆者を笑いものにするような番組を平然と放映したこと自体が、英国民の間に原爆の残忍さが浸透していない現実をはしなくも露呈したのではないか。

 欧米人なんてそんなもんよ。
 ってか、イギリス人のユーモアってあんなもの。
 こういうやつらだよ⇒No Pressure: ひとつの表現手段? 悪い冗談? エコテロリズム?: 極東ブログ