朝日新聞社説春闘スタート―若い世代に報いる努力を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 昭和な香り。

 少子高齢化による国内市場の縮小や原油などの資源高を考えれば、企業の慎重姿勢もわかる。だが、賃金や雇用が停滞したままでは消費は盛り上がらず、企業活動も振るわない。

 違うよ、デフレだからだよ。人件費は下げづらいからデフレが雇用を控えさせる。別段、企業に金がないわけではないよ。雇用という投資に経済的な合理性がない状況になっているから。

 連合総研が昨春まとめた「勤労者短観」では、5年後の賃金が今より高くはならないと予想する回答が過半数を占めた。仕事の腕を上げる20代、30代でも男性は3分の1以上、女性の5〜6割が同様の答えだった。
 ここから浮かぶのは、消費性向の高い子育て世代が将来への希望を失い、消費の抑制に回る姿である。

 どうしてそこからそう浮かぶのだ?
 金を持っている世代が金を抑制しているというが問題じゃね。

 厳しい状況ではあるが若い世代の働きにも正当に報いるには、どうすべきなのだろう。若手を励ます工夫について、それぞれの企業や業界ごとに労使で話し合ってはどうか。

 労組で守られた労働者とそうではない労働者の垣根を低くする政策が求められているんじゃねーの。そこが日本社会の格差の根源だし。