産経新聞社説 【主張】「高速無料化」迷走 バラマキ公約撤回が筋だ - MSN産経ニュース

 民主党の公約では、平成24年度には1兆3千億円を確保し、首都高速阪神高速を除く全線を完全無料化するはずだった。ところが構想は財源見積もりの甘さからスタートでつまずく。
 今年6月、社会実験としてやっと始まった一部無料化も、区間は全体の2割弱で交通量が少ない地方路線に限定された。来年度も区間拡大は難しい見通しである。
 新たな上限制の導入は、無料化公約の遅れを取り繕う苦肉の策ともいえる。一定の距離を超えると乗用車なら2千円で料金は頭打ちになる。週末などは現行制度よりも割高になるが、曜日にかかわらず適用されるのが売り物だ。

 まあ、そういうこと。