この状況をそのままにして医師の養成数を増やしても、勤務医不足は解消されず、地域や診療科による偏在は進んでしまう。
そう思うんだけどね。
産科や小児科など昼夜を問わず診療を求められる部門も、民間病院や自治体病院に、広く薄く医師が配置されている。このため診療体制に余裕がなく、医療事故のリスクも高い。耐えかねた勤務医は開業医に転身していく。
転身できる人はいいのだけど、開業医というのは一種の起業家なんでそのあたりが難しいのではないかな。
たしか、ソ連時代は、医者は床屋くらいの賃金の職業だったが、そういう社会にするとよいのかもしれないな。