日経 春秋

▼「三人寄れば文殊の知恵」にならったのか、もんじゅの事業は動力炉・核燃料開発事業団(現日本原子力研究開発機構)に電力会社、原子力機器メーカーが協力して始まった。ところがメンバーが多いため、設備の管理責任があいまいになったとされている。ナトリウム漏れや今回の事故と無関係ではないだろう。▼力を合わせることは大事だが、だれがどんな責任を持つか不明確では困る。電力9社と東芝などメーカー3社、産業革新機構が22日に設立した「国際原子力開発」もそんな心配がないか

 対外的な国策には便利でしょうね。