日経新聞社説 米銀にローン買い戻しの重荷

 米銀の不安は2つある。
 1つは住宅ローンの買い戻し問題だ。政府系の住宅金融公社2社が銀行から買い取ったローンのなかに、銀行が借り手の年収などをよく審査しなかったものがあったとして、銀行に買い戻すよう求めている。

 ま、それも問題だが。

 米銀のもう1つの不安は、返済の行きづまった借り手の住宅を差し押さえて競売にかけるのが難しくなったことだ。銀行が競売のため裁判所に出す書類について、債務者が正確に記されていないといった不備が指摘された。一部の銀行は書類を再点検するため競売を停止している。
 住宅ローンの買い戻しや競売の停止が長引けば、銀行は経営の不確実性が高まり、新規の貸し出しに慎重な姿勢を強めかねない。

 で、これなんだが、すこぶる世論のウケが悪く、オバマさんも窮地。