朝日新聞社説 習近平氏―中国政治を背負う責任 : asahi.com(朝日新聞社):社説

 いい味出しているな。胡錦濤の本音という感じだ。

 政権は銃口から生まれるが、党が鉄砲を指揮するのであり、鉄砲が党を指揮することは絶対に認めない。
 毛沢東氏が党と軍の関係をこう規定したように、人民解放軍の最高指導機関である中央軍事委の影響力は極めて大きい。

 もうどこの国の新聞なんでしょうね。というか、こうして二十世紀最大の虐殺者毛沢東を祀っているというのは困ったことだ。

 このことは確かに、中国政治の当面の安定に寄与するだろう。
 しかし、13億の人口のなかで、共産党員は7800万人。そのうちのわずか数百人による指導者選出は、民主主義国家の人々には理解しがたい。それが中国不信にもつながっている。
 新しい世代の習氏には、行政の透明化や法治の徹底などの改革を進めることで、新しい中国政治を切り開いてもらいたい。

 まあ、胡耀邦趙紫陽といった路線でしたね。

 習氏とともにこれからの中国をリードしていくと見られているのが、党内序列7位の李克強(リー・コーチアン)副首相(55)だ。胡主席直系と見られており、青少年交流で日本との関係も深い。
 中国の後継体制が固まっていくことを、風波の絶えない日中関係が安定して発展できる契機にしたい。

 無理。